わらばーぶろぐ

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本日の1枚の写真 17枚目

 私が選んだ本日の1枚の写真。

 不定期にアップします。

 本日も海外の本屋(古本屋)の看板です。

 黒板に書かれた看板はそろそろネタ切れなので、今回はフランスの本屋(古本屋)のアーティスティックな看板です。
 しばらく、このシリーズでいくかもしれません。



Librairie La Mandragore, PÉRIGUEUX, France.:
https://www.flickr.com/photos/29770575@N04/3336804749/in/pool-734479@N22/


Librairie La Mandragore


 フランス南部のペリグーにある本屋(古本屋)の看板です。
 Librairie(リブラリエ)はフランス語で本屋のことです。
 マンドラゴラ(マンドレイク)書店の看板といったところでしょうか。
 私はフランスの店のこのようなアーティスティックな看板が大好きです。

 オカルト好きな方はマンドラゴラという名前を聞いたことがあるかもしれませんが、ウィキペディアを引用しますと伝説上のマンドラゴラは「人のように動き引き抜くと悲鳴を上げて、まともに聞いた人間は発狂して死んでしまうという伝説がある。」というもの。
 実際の植物としてのマンドラゴラ(マンドレイク)も「古くから薬草として用いられたが、魔術や錬金術の原料として登場する。根茎が幾枝にも分かれ、個体によっては人型に似る。幻覚、幻聴を伴い時には死に至る神経毒が根に含まれる。」という非常におもしろい、いや恐い植物の名前です。

 日本の本屋(古本屋)やそれ以外の店も、フランスのように鉄などで作られたアーティスティックな看板を掲げると集客がよくなると思います。

 さて、誰がアーティスティックな看板を作るのでしょうか?
 そこの鉄をいじっくってる芸大や美大(卒業生を含む)の君、あなた!抽象的なものばかり作ってコンクールの賞ばかり狙っていないで、この看板のようにアーティスティックであり、かつ実用的な看板を作ってください。
 芸術では食べていけないと嘆いているお父さん、お母さんも喜びますよ!

 私は本屋(古本屋)、作家、出版社、本好きの人等本に関係する人を応援しているだけでなく、アーティストや手作り作家、その他、趣味などでも物を作る人も応援しています。

 アーティストを応援するためのイベントを企画されている全国の方、実用的であり、かつアーティスティックな看板の作品を募集するイベントやコンテスト、展示会を催してみてはどうでしょうか?

 そのアーティストに看板作りを依頼する本屋(古本屋)、お洒落な美容院、その他の店が現れるかもしれないですよ。
 ちなみに価格は実用的な価格にしてください。芸術作品だから高いといった価格では小さな店ではとても依頼できません。

 日本での芸術作品は一部の超有名アーティストを除き、再販体制がよくありません。
 作られたばかりの作品はアーティストの希望、願望が強く、高い価格になります。
 その作品を購入された方は、一般的に高い買い物をしたことになります。
 なぜなら、その作品を処分する時の買取価格があまりにも低すぎるのです。
 全国に芸術、美術作品の買取をしますと掲げている業者はたくさんありますが、超有名アーティストの作品を除き門前払いされるか、良くても購入価格の百分の一といったところでしょうか・・・・十分の一で買い取る業者がいたら名前を教えて欲しいほどで正直、夢のまた夢といったところが現在の日本における芸術、美術作品を取り巻く状況だと思います。
 しかし、看板、かばん、その他身の回りで実用的に使える物だと話は別です。
 買い取ってもらえなくても使用価値というものがあるからです。
 芸術的な作品であっても購入された方、つまり使用される方が満足できればそれでいいと思います。






  京都の古書・雑貨店(フレンチ雑貨・手作り雑貨・その他素敵な雑貨)
 croixille(クロアゼィユ) 

 croixille(クロアゼィユ) の次回の営業日は9月11日(日)の予定です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週のお題「プレゼントしたい本」